診療所の医師求人事情

研修医時代を終えて、入職する医師にとって、初任地は大切な場所です。もちろん大学病院でそのまま研究医として進む方もおられるでしょうが、外の社会に出た方にとって、最初の勤務病院は医師として大変多くの勉強の場となります。

 

臨床や執刀だけでなく、数多くの委員会の存在。病院組織が大きくなればこその、人事問題。そして、診察の際の患者からの「不安な視線」にも耐えなければなりません。患者は新人医師か否かを、診察時に一瞬で判別してしまいます。そばに付く臨床看護師の態度ひとつで「この先生は大丈夫かな?」と考えてしまうのです。

 

特に、最近は患者とのコミュニケーション不足を感じる医師が増えています。診察での患者の訴えをパソコン画面に打ち込み、まともに患者の顔を診る余裕もない医師が多くなっています。これは患者の回転を良くすることで、診療報酬を増やす意図ばかりではありません。医師は実際に多忙になっているのです。

 

クリニック(診療所)での募集に興味のある医師の多くは、もっと自分らしい臨床を行いたい、という基本に忠実な考えをお持ちです。もしかすれば、大病院での臨床には多くの「付帯業務」が多すぎるかもしれません。それならば、ぜひクリニックで患者と向き合う臨床を探すのがよいでしょう。転職サイトは、そういう医師の方のよい相談相手です。